ワニは肉食の爬虫類で、体長が数メートルにもなる生き物です。
自分よりも大きい生き物を水のなかに引きずり込んで食べたり、小さい生き物は丸のみにすることもあります。
攻撃的で力の強いワニですが、胆汁には毒があるのかも?という噂もあるそうです。
ワニの胆汁に毒は含まれているのか?
ワニの胆汁に毒が含まれているというのはあまり聞いたことがないですが、アフリカの風土ではワニの胆汁には毒があるとされており儀式などにもつかわれているそうです。
なぜこのような話題がニュースによって取り上げられたのかというと、アフリカの葬式で出されたビールの中にワニの胆汁が混入された疑いがあり、それにより60名近くが被害にあったという事件があったからです。
実際はワニの胆汁に毒は含まれておりません。
しかし、ワニの胆汁を飲むことによって体調を崩すということは十分に考えられます。
胆汁というのは、胆嚢を持つ生物が体内で脂肪を乳化するための胆汁酸塩と呼ばれるものが含まれており、その濃度が高いため摂取すると体調を崩す原因になるそうです。
ワニは食料になる?
ワニの肉を食料として食べることができるそうで、最近ではジビエ料理としてワニ肉をたべるということもできるようになりました。
ワニ肉はスーパーで購入することはできませんが、肉の専門店やジビエなどの料理を食べることができる店で食べることができます。
味は、淡白な味で歯ごたえがあり、鶏肉にも近い感じだそうです。
これは、ワニの祖先がトリであることが関係しているのかもしれません。
主な調理方法は、ワニの唐揚げや、串焼きなど比較的簡単に調理ができてクセもすくないようです。
まとめ
ワニの胆汁には毒は含まれていませんが、胆汁の成分は体に良いものではないので摂取すると体調が悪くなることがあります。
ワニの肉は、鶏肉に近い感じで、唐揚げや串焼きなどの調理をすることでおいしくたべることができます。