ワニは肉食の爬虫類で、水中のサカナや甲殻類、陸にいる哺乳類などを食べます。
見た目がワニと似ている動物には、トカゲという種類の爬虫類がいますが、トカゲとワニの大きな違いというのはあるのでしょうか?
調べてみました。
ワニとトカゲの違い
ワニとトカゲは、爬虫類という種類に分類されています。
爬虫類の爬という漢字は、4本の手足で地面を這うという意味があるそうです。
現在は、爬虫類というのは4種類に分類されているそうで、カメ、ムシトカゲ、有鱗目、ワニに分類されているそうです。
そのうちムシトカゲに分類されているのは、ニュージーランドに生息している2種類のムシトカゲだけだそうで、それいがいのトカゲは有鱗目に分類されています。
ワニとトカゲの違いはあまり無いようですが、トカゲの場合は皮膚にしっかりとした鱗がありますが、ワニの場合は手足に鱗がある種類はいるようですが、背中などには鱗はないように見えます。
鱗はワニの皮膚のしたにあるそうで、鱗甲とよばれており、これがワニのゴツゴツした肌を作り出しているそうです。
ワニの種類
ワニは全部で23種類がいるそうで、そこから大きくわけると3種類のワニに分類することができるそうです。
ワニはアリゲーター、クロコダイル、ガビアルといった種類のワニに分類されているそうです。
アリゲーター種は、アメリカアリゲーターとヨウスコウアリゲーとよばれている2種類のほか、カイマン種とよばれている種類がいます。
クロコダイルは、日本ではワニと呼ばれているものがほとんど分類されており、イリエワニなどの巨大で、海水でも生息ができる種類などもいます。
ガビアルは、インドガビアルという種類しかいません。
マレーガビアルという名前のワニもいるのですが、こちらはクロコダイル科に分類されており、ガビアルモドキなどともよばれています。
それぞれの見分け方としては、アリゲーター種は鼻先が丸くなっているのが特徴で、クロコダイル種は下あごから牙が上に向けて出ているのが特徴です。
ガビアル種は、口が長いのが特徴となっています。
まとめ
ワニとトカゲの違いは、鱗がどのようについているのかによって見分けることができるようです。
ワニは全部で23種類のワニがいるそうで、さらにアリゲーターとクロコダイルとガビアルの3種類に分類することができます。