ワニは河などの周辺に住む肉食の爬虫類で、水の中に棲む魚や甲殻類などを食べたり、川辺に近づいてくる哺乳類や爬虫類などを食べる獰猛な生き物です。
人間とワニを比べると、適切な環境下ではワニのほうが長く生きる場合もあるそうです。
そこで、ワニの寿命がどのぐらいなのかを調べてみました。
ワニの寿命はどのぐらい?
ワニは人間とくらべると寿命の長い種類のワニもいます。
ワニの種類にもよりますが、平均寿命20~30年ぐらいは生きるそうです。
アメリカアリゲーターという種類のワニで平均寿命が20~30年だそうで、イリエワニという海の近くにも生息しているワニは70年以上、ナイルワニは飼育下であれば100年以上生きていることが確認されているそうです。
ワニは年齢が増えるにつれて、どんどん成長していって大きくなっていきます。
体長は10メートルを超えるサイズのものになるそうで、年齢は背骨にある年輪のようなものができるそうで、背骨を輪切りにしてみることで年齢がわかるそうです。
ワニと人間の関係
ワニは大昔から生息している生き物で古代エジプトの富裕層の墓からは、ワニをペットとして飼っていたであろう、動物の骨が見つかったそうです。
ワニは肉食の動物で、人間を襲うこともあります。
海外では、4人もの人間を丸のみにしたという巨大なワニが捕獲されたというニュースや、ワニに襲われたというニュースもあります。
そのような攻撃的なワニですが、ペットとして飼っている人もいます。
ワニ園のような大きな施設で飼う事もできますが、手続きさえ済んでしまえば個人で飼う事も可能です。
保健所や購入する予定のワニの写真などの許可証が必要で、動物保護管理センターのスタッフが家に来て、飼育するためのスペースや飼育環境などをチェックしたうえで最終的に飼うための許可が下ります。
日本では野生のワニはいないのですが、逃げ出したワニなどがたびたびニュースとなり問題となっているので飼う際には責任をもってしっかり飼う必要があります。
まとめ
ワニは平均寿命が長く、飼育下では100年以上も生きたワニもいるそうです。
古代エジプトの墓からもワニの骨がみつかっているそうで、昔からワニはペットとして飼われていたことがわかっています。
個人でもワニをペットとして飼うことは可能ですが、いろいろな手順が必要になってきます。