現在、ワニは飼育園などで見ることができます。

今では日本に野生のワニはいないとされていますが、過去にいたことはあったのでしょうか?

気になる事実を耳にしたので、ワニの歴史について調べてみることにしました。

日本にワニがいたのか?

ワニ 日本 いつから 古代

現在ではワニは日本にはいないとされているのですが、古代では日本にワニがいたとされているのです。

実際に折口信夫は1942年『古代日本文学における南方要素』と題した講演において、ワニが日本にいないからワニはサメだとするのは短気な話で、日本人の非常に広い経験を軽蔑している旨述べているのですが、現在には体長6メートルに及ぶ新種の古代ワニがいるなど、次々と新発見されているのです。

また、1964年に大阪府豊中市柴原の待兼山丘陵に位置する大阪大学豊中キャンパスの理学部で新校舎建設現場から出土した化石によって、更新世(ミンデル氷期-リス間氷期頃、30-50万年前頃)に日本に生息していたワニが発見されたことも有名です。

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化石から発見され続けています!

古代ワニの化石は、世界最大級の露天掘りの炭田、コロンビアのセレホン炭田で1994年にはじめて発掘された。

2004~2007年に現地探査が行われた際にこの場所から多数の骨が発掘され、それらをつなぎ合わせて、成体の標本を作ることができたということから、過去ワニがどのような生き方をしていたのかを詳しく知ることは可能となっているのです。

まとめ

日本にワニがいたということに衝撃を受けたという人もいるかと思いますが、化石が発見されたことによって、今までではあり得なかったことを覆されるなんてことは多くあるのです。

その為、化石が発見されるということはとても素晴らしいことでもあるので、これからも化石が発見される可能性はとても高いのです。

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