ワニという生き物をご存知でしょうか?

水辺に棲む爬虫類で鋭い歯を持ち、カニなどの甲殻類や魚やカメや水辺に近づく哺乳類などを食料にしている肉食の生き物です。

そのワニには、第三のまぶたと呼ばれるものがあるそうです。

第三のまぶたとはどのようなものなのか、その役割はどんなものなのかを調べてみました。

第三のまぶたとは?

ワニ 目 膜

第三のまぶたと呼ばれているまぶたは、瞬膜と呼ばれており、通常の上まぶたや下まぶたのほかに横からとじます

目の内側から突然出てくるために、瞬膜とよばれているそうです。

瞬膜をもっている生物は両生類や魚、鳥や爬虫類など様々な種類の動物に備わっています。

基本的に瞬膜の役割とは眼球を保護する役目があります。

動物によって瞬膜の形状は異なり、ハヤブサやワシの場合は高速で飛行する際に目を守るために瞬膜を閉じ、アシカなどは陸で生活する際にゴミなどから目を守るために閉じています。

イヌやネコにも瞬膜はあり、寝ている時などに確認することができるのですが、あまり発達していないそうで、常に瞬膜が出ている状態のイヌやネコは体調不良か病気の可能性があるそうです。

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ワニのまぶたの役割

ワニにも、第三のまぶたである瞬膜があります。

ワニの瞬膜は、透明な瞬膜ではなく濁った色をしています。

目を守るという大事な役割もありますが、それとは別に水中で活動するための大事な役割があるそうです。

ワニは陸にいる生物も水中にいる生き物も食べます。

陸の生物は水を飲みにきた動物や、川を渡ろうとしているヌーなどに襲い掛かります。

水中ではサカナやカメ、カニなどを食べるそうです。

ワニの瞬膜は水中で活動をする際に、濁った色をしているため、水中に差し込む光によって視界が悪くならない、水中メガネのような効果もあるそうです。

まとめ

ワニは陸と水中で活動をする生き物です。

ワニには第三のまぶたと呼ばれる瞬膜があり、エサとして陸にいる動物が水辺に近づいてきたり、水中のサカナを補足する際に水中レンズのような役割をして視界を確保するために役に立つそうです。

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