日本では生息していないとされているワニなのですが、実際にワニが日本に来てしまったというケースもとても稀ですがあるのです。
万が一ワニに遭遇した場合、どう対処したら良いのでしょうか?
冷静に対処できるように、調べてみました。
日本にもワニが来ていた!
日本には生息していないとされるワニなのですが、日本にイリエワニ、あるいはイリエワニと思われるワニ類が漂着した記録が八丈島(東京都)や奄美大島(鹿児島県)、西表島(沖縄県)等に残されているのです。
イリエワニは現生の爬虫類の中では最大級の種であり、オスの平均は全長5m、体重450kgになるのです。
また、最大の個体は、全長8.5m以上のものが記録されています。
主に汽水域に生息し、地域によっては河川の上流域や湖、池沼などの淡水域にも生息しています。
また過去には、明治~大正時代に浜辺などでイリエワニが息絶えた姿で発見された事があるそうです。
どうして日本に来たのか?
イリエワニが日本にたどり着いてしまった理由は、黒潮に流されて来たのではないかと推測されているのです。
八重山諸島最大の島は、西表島。
イリエワニは交接相手や餌を探すために旅をしている可能性があり、その影響で海流を利用して100km以上の距離を“ボディーサーフィン”で移動してしまったとされているのです。
まとめ
現在の日本にイリエワニが発見されたという報告はないのですが、過去に発見されたケースもあるため、今後も絶対に無いとは言い切れないのです。