みなさんはワニがワニを食べるということを聞いたことがありますでしょうか。
実はフロリダで巨大なワニが小さなワニを食べている動画がアップロードされ、その映像があまりにも衝撃的でSNSを元に世界へ拡散されていたのです。
この記事では、なぜワニが同種であるワニを食べてしまうのかということについて記していこうと思います。
実際の動画
まずはSNS上で話題になっていた動画を実際に見ていただければと思います。
残酷な映像ですのでそういった類のものが苦手な方は視聴を控え、下記の内容解説だけに目を通してください。
「Gator eating Gator」
見ていただいた通り、動画の内容としては比較的小さいワニを捕まえた巨大ワニの様子と、小さなワニを咥えたまま陸地に上がり歩いている様子をかなりの至近距離で撮影したものとなっています。
あまりに残酷でSNSで世界に拡散される理由もわかるといったものです。
なぜ共食いをするのか
ワニというのは、繁殖期にオスは普段以上に攻撃的になります。
また、ワニは喉を通るものであればなんでも食べてしまう動物ですので、その種族のワニであったとしても喉を通る大きさであれば食べてしまうのだそうです。
この動画で撮影されている大きい方のワニは体長3.5mはあったとされており、これより大きなワニもフロリダでは珍しくないといいます。
基本的な動物の本能は種の繁栄にあり、共食いという行為自体はその本能に反することであるので基本的には共食いはしないように生きていると言えます。
異常たんぱく質というものがあるように、共食いを続けると病気にかかってしまうということも考えると好んで共食いをするということはほとんどないといっていいでしょう。
しかし、ワニの繁殖期と縄張り意識や生存意識といった要因が重なり、その結果共食いという行為に及んでしまうという事例は少なくないようです。
まとめ
前述した通り、ワニは喉に通るものであればなんでも餌という認識をします。
また、繁殖期には獰猛になり同種であっても餌とみなし捕食してしまうという事例は珍しいことではないのです。