強い動物を議論する中で、必ずと言っていいほど話があがるのがワニです。
恐竜にもっとも近い動物であるとも知られており、硬い皮膚に顎のパワー、水辺の地形はもちろん陸でも走る速さで言えば時速40kmにも達すると言われています。
このように向かうところ敵なしといったワニの特徴ですが、なにか弱点はないのでしょうか。
この記事ではワニの弱点について記していこうと思います。
ワニの特徴
ワニは爬虫類なので水中だけではなく、陸でも難なく行動をすることができます。
しかも走るスピードは短距離であれば時速40kmにも達すると言われており、水中はもちろんのことだが陸上でワニに襲われてしまっては助かることは困難であると言えるでしょう。
尻尾を振る際の先端速度は音速に達すると言われており、人の骨などは簡単に砕くことができてしまいます。
また顎の力がとても強く、亀の甲羅を噛み砕くレベルです。
恐竜に最も近い動物であるという理由も、この顎の形状にあります
ワニの弱点
口を閉じる力は無類強さを誇っているワニですが、口を開く力はとてつもなく弱いことで知られています。
そのためワニの口を上から押さえつけてしまえば、口を開くことはできなくなってしまうのです。
これはワニの最大の弱点であると言えるでしょう。
また、ワニには死角があります。
ほとんどの人は真後ろが死角だと答えるのですが実はその逆で、真正面がワニの死角となっているのです。
そのためワニにとっては意外なことに真正面に立たれると非常に都合が悪いのです。
正面から口を押さえられるようなことがあれば、ワニは何も抵抗することができないでしょう。
ワニ正面! pic.twitter.com/UBwnmurWkA
— ossan-arrow (@ossan_arrow) 2015年5月21日
まとめ
ワニは非常に強い動物であるイメージが持たれており、実際にワニのポテンシャルは水中も陸も選ばずに力も速さも兼ね備えているという点で他の動物と比べて非常に高いものであると言えます。
しかし、口を閉じる力はあれど口を開く力は非常に弱く、真正面が死角であるというかなり致命的な弱点もあるということがわかりました。
いくら正面が死角であると言ってもワニと戦おうなどとする人はさすがにいないと思いますが、ワニと遭遇しても戦わずに逃げましょう。