ワニに噛まれてしまったら、生きては帰れないでしょうね。

実際にワニに噛まれて命を落とした例もあります。

恐ろしいワニの顎の力はどのくらいあるのでしょうか?

そしてどんな構造をしているのでしょうか?

調べてみました。

ワニの顎の強さは?

ワニ 顎 構造

ワニの仲間の噛む力は、現存する生物で実測された数値としては地球上で最強だと言われています。

その顎の強さは最大級の恐竜であるティラノサウルス・レックス(T・レックス)にも匹敵した可能性があるとまで言われているのです。

実際にフロリダ州立大学の古生物学者グレゴリー・M・エリクソン氏の率いるチームは、現存するワニ目の全23種を対象に、噛む力のテストを行ったのですが、その中でも特にイリエワニが顎を閉じる力は、1平方センチ当たり約260キログラムを計測した程、とても強いという事が分かりました。

通常人間が分厚いステーキを食べる際に噛む力は1平方センチ当たり約10~14キロと言われているのですが、ワニの場合は260キロという事なので、とても驚異である事がわかります。

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ワニの顎の構造は?

オハイオ大学の古生物学者パトリック・オコナー氏によると、現存するワニには「上下の動きは可能だが前後は無理だ。顎関節にパカスクスほどの柔軟性がない」と言われているのです。

多くの動物では、噛む力は顎の形や歯の配列の相違と関係はしているのですが、ワニの場合はこういった特徴はあまり影響しないのです。

ワニは進化の黎明期から噛む力が強かったのですが、魚やヘビや鳥、哺乳類、時には昆虫などといった獲物に合わせて、より強く噛めるように洗練されたと考えられていて、進化によって変わってきたということが分かるのです。

まとめ

多くの学者がワニについて研究をしているのですが、こういった研究のおかげで、ワニとはどういう生物なのかを詳しく知ることが出来るようになるのです。

その為、しっかりとワニについて知り、注意をするということができるのです。

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